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島根県立しまね海洋館アクアス
(島根県浜田市・江津市 2011年10月22日)

ペンギン館オープン後約3年経過。やっと訪問出来ました。山陰地方では数少ないペンギンどころです。
水族館そのものの敷地は殆ど浜田市だそうですが、所属する島根県立石見海浜公園は浜田市と江津市に跨っています。


ちょうど、催し物をしていました。「ペンギンの不思議の秘密」来年1月までのようです。
ペンギンの身体のつくり、食べ物、繁殖等々、盛りだくさんでした。
ペンギンプールに向かって歩いていると、天井にペンギンのオブジェが飛んでいます。
いたいた、フンボルトのプールです。60羽くらい飼育が可能だそうです。亜南極ペンギンたちはまだ屋内のようですね。
2010年5月にここで生まれた若鳥たち。全員、大人模様になっていました。「しぃ」ちゃん、「まぁ」ちゃん、「ねぇ」ちゃんです。
こちらは2011年1月生まれ。「きー」ちゃん、「ぼー」くん、「うー」ちゃんです。
屋内展示場に入りました。と言っても屋外展示場との間に扉はなく、気候によっては簡単に結露してしまうそうです。屋外展示場との境目に空調設備があり、それで結露を防止しているとのことでした。

さてこちらは好奇心旺盛なジェンツーです。
キングが向かい合っています。
サイドのガラスから覗いてみました。
ふたたび、屋外。なんと1月生まれの3羽は揃って換羽。「ぼー」君が頭を残してほぼ終了、「きー」ちゃんが換羽まっさかり、「うー」ちゃんも太って換羽間近でした。
食事タイムのようです。
換羽亜成鳥も餌欲しさに近くによってきました。
換羽入りかけのうーちゃんだけは、だるいのかなかなか来ません。手前はイルカ泳ぎの成鳥たちです。
フンボルトのアジ給餌が終わると、ジェンツーのシシャモ、キングのスケトウダラ、イワトビのシシャモと続きます。
奥はシシャモを食べるジェンツー。外のフンボルト含め、1羽1羽食べた数を記録しています。
餌を待ちながらペンギン音頭。
キングの食事。今まではホッケを与えていたそうですが、不漁でスケトウダラに切り替えたとか。
イワトビ。冠羽がゴージャス。キタイワトビのようです。
イワトビの食事です。飼育員さんはイワトビを歩かせています。
こちらは夏生まれの幼いジェンツー。白い模様がまだ小さく、目まで届いていません。
フンボルトの「おかわり」だそうです。
何ともゴージャスなぼーくん。魚をくわえた中途半端な表情です。
モニターにはミナミイワトビが。このミナミイワトビたちは他館に転出済みで、今後新たにキタイワトビの飼育をするそうです。
飼育員さんにすり寄るジェンツー。
3種類、屋内だとやはり色がいまいち。来月にはフンボルトプールとの間の水門を開けるそうですので、屋外に出てこれるようになります。

なお、フンボルトも水門が開けば屋内に入ることが可能だそうですが、島根生まれの子供たち以外は屋内には入りたがらないとか。屋外飼育に慣れた個体が多いせいでしょうか。
サイドから。
フンボルトプールの下。下と側面から泳いでいる姿が見えます。太陽光を通しているので綺麗です。
亜南極プールも同様のつくりですが暗くて写真にならなかったので省略(笑)。
下から。
水中を飛んでいるようです。
ふたたび亜南極プール。
プールの側面を歩いて行くと・・・。
こんなレンズ状の穴からフンボルトが見えます。
敷地内の展望台から。
右側手前の個体は、東京・江戸川区自然動物園からやってきた15番君です。
一番手前はやはり東京出身の2番ちゃん。暫くバックヤードで闘病生活をしていたとのこと。無事に治って最近戻ってきたところのようです。
最後に亜南極プールをパチリ。